イライラが爆発しそうなときに有効な「タイムアウト」という簡単な対処療法

アップルウオッチをはめている右腕の画像

イライラする日常から脱出するための4つの方法でお伝えさせて頂いたアンガ―マネージメントでの対処療法ひとつ「タイムアウト」。

イライラする日常から脱出するための4つの方法

「タイムアウト」と聞いて思い浮かべることはどのようなことですか?

おそらく多くの方は「スポーツ」を連想されると思います。

バスケットボール、アメリカンフットボール、バレーボールなどはその代表格となり、TV観戦していても良く見かけると思います。

作戦を伝えたり、作戦協議、選手の水分補給、選手の交代、または悪い流れを変えるため、心理的リラックスなどのために協議を中断することを「タイムアウト」といいます。

アンガ―マネージメントにおいても「タイムアウト」は有効かつ効果的とされているメソッドです。

簡単だけど効果的なタイムアウト

虹色に書かれたTIMEOUTの文字

アンガ―マネージメントで代表される「6秒ルール」のことはすでにご存じだと思います。

ですが、僕の経験上でも「6秒」経過すると冷静でいられるかと問われると100%「YES」だとは言い切れないのが現状です。

イライラが溜まりに溜まって沸点に達したとき、突発的に怒りが込み上げてきたときなど「6秒」という時間をどうにかしてやり過ごし、感情的にならないような言動を心掛けてはいるのですが、相手側もそのように言葉を選んでくれるものとは限りません。

一呼吸置く間もなく「カチン」とくる言葉を投げかけられることもあって当然です。

「6秒」という時間によって怒りのピークは脱したのだけれども、またすぐに「カッ」となることもあることだと思いませんか?

ほんの些細な「カチン」が続くと、もう爆発するのも時間の問題です。

「もう抑えることができない」

「本当にダメだ」

「限界だ」

そのような状況になったのでしたら、「タイムアウト」が有効となります。

とにかく、その場から離れる、立ち去る。

相手と顔を突き合わせているだけで感情的になってしまうのですから、その人を見ないようにするしかないですよね。

離れることによって冷静さを取り戻すことができるので、感情的な思考から理性的な思考へとシフトチェンジできるわけですね。

タイムアウトで冷静になれるのだろうか?

 

タイムアウトをとることでのメリットは理解できたのですが、はたして「本当にそうできるか?」といったところが僕が疑問に感じるところでもあります。

少し思い返してみてください。

過去にどうしようもない怒りを感じたこと。

あなたにもそのような出来事の1つや2つはあるかと思います。

何年も何ヶ月も経っているのでしたら話しは別なのですが、つい最近のこととなると思い返しただけで腹立たしく感じてきませんか?

それが、タイムアウトを取った5分、10分、長ければ小一時間という時間の中で本当に冷静さを取り戻し論理的に話し合いができるものなのでしょうか?

ほんの数分前に起こった出来事を忘れることなどできませんし、考えないようにすることもとても難しく思います。

逆に、「イライラ、ムカムカ」とした感情が増幅してもおかしくないですし、僕自身はそうなりそうな可能性の方が高く感じられ仕方がありません。

タイムアウトにはルールがあります

両親指を立てGOOとしている眼鏡の女性

ルールといわれ少し身構えるかもしれませんが、とても簡単なことです。

  1. 相手の承諾を得ること
  2. タイムアウトしたいことを伝える
  3. その出来事について考えない
  4. 時間には戻ること

まずは相手の承諾を得ないと始まりません。

感情に任せて席を離れるということは相手からすれば意味の分からないことですし、不信感、嫌悪感しか抱きませんし、無言で退席しようものなら火に油を注ぐようなものです。

ですので、タイムアウトをする際には必ず相手は主旨を伝え承諾してもらうことが大前提となります。

簡単なところですと

「トイレへ行っても良いですか」

わずか 5分10分ほどの時間かもしれませんが、相手に不快感を与えることはありませんよね。

もう少し時間が欲しいのでしたら、ハッキリと伝えることも必要です。

「ヒートアップして冷静に話し合えないので、頭を冷やさせてもらっても良いですか」

「少し感情的になってしまってるので、時間を取らせていただいても良いですか」

「少し気持ちの整理をしたいので 〇分ほど席を外しても良いですか」

友達とか身近な人に対してはもっとフランクな感じでも大丈夫ですが、必ず 〇分というように「時間」を告げるのがルールとなります。

僕が疑問に感じていた「その出来事について考えない」。

では発想を変え、考えないためにはどうするかということです。

ありきたりなのですが下記の記載が代表的なものとなります。

  • 深呼吸をする(腹式呼吸なら尚良)
  • 軽くストレッチをする
  • 好きな食べ物や飲み物を口にする
  • 音楽を聴く
  • 瞑想する

まったくの違う行動となっているのですが、共通していえることは「イライラした交感神経が優位な状態」から「リラックスした副交感神経が優位な状態」へと自律神経を整えてあげることです。

上記のことを実施しながら「その出来事」のことをあれこれ考えることは逆に難しいですよね。

その場から「離れる」だけではダメなんです。

離れたとしても座り込んでしまえば、「その出来事」に関してネチネチと考えてしまいますから、何の効果も期待できませんから。

あなたにはあなたのリラックス方法があるかしれませんし、それがルーティンとなっているのでしたらタイムアウトしたときに活用されるのもひとつの方法です。

ルールの中でも、これだけは「絶対にNG!」だというものが2つあります。

僕自身もしてはいけないことに関して深く考えていなかったのですが、納得できるルールです。

このことは小林浩志氏が「パワハラ防止のための アンガ―マネージメント入門」にて書かれているルールになります。

  1. 飲酒
  2. 車の運転

もしかすると、アルコールを提供してくれるような場で「怒り」という感情が込み上げてくるかもしれません。

ワインやウイスキー、ビールのホップなどの香りには気分を落ち着かせる効果がありますし、適度のアルコールはストレスを解消するともいわれています。

ですが、アルコールは理性の働きを鈍らせますし、どうしても次の一杯へと手が伸びてしまいます。

また、車の運転をされる方でしたら分かるかと思うのですが、イライラする場面って結構あるんですよね。

なかなか前に進まないとか、指示器も出さずに曲がるとか

「何してるんだ!」

とイライラがさらに蓄積されることは分かっていただけると思います。

「アルコールが入ると人が変わる」とか「運転すると人が変わる」などとよく言われていることですから、「自分は大丈夫!」と思っていてもマイナスの効果しかありませんよ。

そう考えると、著者の言われていることはごもっともですね。


おわりに

左手の拳骨で紙パックを叩き潰す

アンガ―マネージメントの対処療法であるタイムアウトについて書いてきましたが、どう感じられましたか?

恨み・憎しみ・悲しみ・不安・失恋・ショックな出来事・・・時間が解決してくれるとよく言われるのですが、「怒り」も例外ではありません。

一時の感情で全てを台無しにしてしまはないように時間を置くことはとても有益なことではないでしょうか。

すべてをリセットすることはできないと思いますが、「イライラ、怒り」という感情のピーク時に比べると時間が経過することで、その時、その瞬間よりはいくらかでも軽減できると思います。

タイムアウト時の番外編で僕の個人的な意見になりますが、「セルフトーク」もかなり有効なのではと思っています。

他の人に聞かれないようにブツブツと相手に対して思っていること、今の感情をセルフトークすることで怒りがマシになるのではと思うのですが、あなたはどう思われますか?

GO、STOPのボタンのGOを指さしているビジネスマン感情コントロールをするための独り言、セルフトークは大切だ!

セルフトークをするためにもタイムアウトをすることは必須となりますので、もし冷静でいられないと判断することができるのならば一も二もなく「タイムアウト」を宣言するべきです。

タイムアウトの実施により

「何をする?」

「これをする?」

「本当に効果的?」

などといったことは気にする必要はありません。

タイムアウトをすることによって最悪の展開は回避できるのですから。

そして何よりも、あなたや僕と同じように感情的になっている相手に関してもリラックスし冷静な話し合いができることが期待できるのですから、タイムアウトという対処療法を取り入れてみてください。

きっとお役に立てるはずです。

 

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